治安が良いという評判

福岡が住みやすい理由にも挙げられている

話を進めていくと、福岡が住みやすいとして挙げられている点にはもう1つの理由があるとされている。それは『治安』という意味でだ、日本は世界的に見れば犯罪の発生率こそ少なくないにしても、それほど凶悪な犯罪が発生しているわけではないのが利点とされてきた。しかし昨今の日本で発生している犯罪では成人はもちろん、未成年者が殺害されて河原に放置されているといったことも発生している。また動物を折に閉じ込めて水責をして溺れさせる様子を動画で撮影するなど、とても正気の沙汰とは思えない狂気が巻き起こっている。理性を持っているなら犯罪を犯す事でどれだけ自分に影響を与えるのか、考えられる人が少なくなっているのかもしれない。特に未成年者がしてみたかったという理由だけで、人体解剖を行うような事件まで発生しているとあらば前代未聞だ。

犯罪と縁遠い生活をしたいと考えている人なら当然、治安が少しでも整っている地域に居住したいと考えるもの。そうすることで自分にも、子供を持っている人にも安心なのかもしれないが、そうした理屈も通用しなくなってきている。閑静な住宅街で、自宅から数十メートルしか離れていなかったにも関わらず、隣近所に住んでいる人間に殺害されてしまった、なんて事件も真新しい。そういった意味で福岡は治安がまだ安定しているのでいいのではないかと言われているようだ。

実際の数値として

ただ福岡だからといって犯罪が全く発生しない地域など存在しない、大なり小なりで犯罪と区分されている悪行を行っている人間はそこら中にいるもの。目に見えていないだけで裏で何をしているか分かったものではないと企んでいる人もいる、そういった知られなければ犯罪ではないという面も社会には存在している。ただこうした傾向は福岡はまだ他の地域と比べたら少ないのかもしれない。

実際に犯罪の発生率を、福岡県内で一番多いと言われている上位3つを見てみると、

自治体 犯罪発生率 刑法犯認知件数 人口総数
福岡市中央区 2.829% 5,048件 178,429人
福岡市博多区 2,790% 5,929件 212,527人
北九州市小倉北区 2,717% 4,943件 181,936件

人口による差異も含めてみるとこのようになっている。実質的に一番犯罪が起こっていると言われているのが博多区になっているが、人口に総じて考えるとそれほど顕著に何かしらの事件が発生しているというものではないようだ。対して中央区については博多よりも人口が少ない分だけ確認されている犯罪を考慮すると、その差が大きく出てしまっている。

東京の場合

こうした数字に対して東京の場合で考えてみるとしよう。ただ東京都の場合、23区や市などのバランスも有り、人口にも左右されてしまうためここでは犯罪件数が他の地域と比べても多いところをピックアップしてみる。

自治体 犯罪発生率 刑法犯認知件数 人口総数
足立区 1,626% 11,115件 683,426人
新宿区 3,319% 10,830件 326,309人
江戸川区 1,507% 10,231件 678,967人

発生率が低くなっているため見落としがちだが、年間で10,000件以上も犯罪が発生しているというのはさすがに多いだろう。数値ばかり気にしていると一瞬見逃してしまいそうだが、人口に対してといっても年間でこれだけ多くの警報に抵触する違法行為を行った件が生じているというのは、安全面で心配を感じるのも無理は無い。犯罪も一口に色々な種類がある、その中には当然人を平気で殺害する事例もある。

東京が怖いと思っている地方出身の人もいると思う、だが自分の生活と仕事を考えるとどうしてもこっちに来ないと先行きが絶たないといった由々しき事態にかられて上京してくる人もいる。そんな人達にしてみれば福岡の暮らしは求めるに値するとして理想を抱いているのかもしれない。

全国的に見れば

福岡が安全だと考えるのはいいとしても、結局安全を確保するためには不用意に危険な行動を取らないといった自衛も必要になる。ただ安全そうだからといって地域を選んでしまうのは簡単なことではない。安全は保障されていることなどありえない、そのため自分たちがより良く住みやすい社会を作るために時には行動も必要だ。

福岡にしてもそう、地域や人口などにも左右される面はあるがそれでも日本全国で比べれば犯罪の発生率は決して少なくない。住んでいる人の分だけ、犯罪を起こしている人、または犯罪の被害に遭遇した人もいる。安全と信じたい気持ちは分からなくもないが、時には見なければならない現実を向かい合わなければならないことも考慮する必要がある。そのことは忘れないようにしたい。

福岡に住むならここがオススメ!